『絶体絶命都市』から学ぶ人命救助

『絶体絶命都市』というゲームを知っていますか?

このゲームは、天災が起こった街に居合わせた主人公達が安全な場所まで逃げ延びるサバイバルアクションゲームです。

天災なので、何が起こるか分かりません。

道が崩壊していて目の前の目的地に行くために迂回をしないといけない、目的地にたどり着いたかと思ったら目的地が崩壊したり避難しないといけなくなったりして、なかなかホッとする場所にたどり着くことができません。

目的地に向かう道中に天災に巻き込まれた人が助けを求めてくることがあります。

自動車から出ることができないから助けてほしい、避難で入った建物から逃げ出すことができなくなったからドアを開けて欲しい、親が煙の中で倒れているから助けて欲しい、などのイベントがありますが、そのイベントも絶対ではありません。

プレイヤーである主人公自身も自分の身が危ないので、もちろんイベントを断ることもできるし、冷たい一言を放って助けない選択もあります。

イベントによっては助けた代わりに何かもらえるのか?とトレードを取引をもちかけることもできます。

『何で自分が助けないといけないんだ?』『あんたを助けて自分になにかメリットがあるのか?』と冷たい選択肢を選ぶこともできますが、ゲームだとそれで主人公の性格が判定されてしまうので、仕方なく助けるヒトもいるし、あえて助けないを選択するヒトもいます。

それを冷たいと思うかもしれませんが、本当に天災にあって自分の身がどうなるかも分からない時に見ず知らずの人間を助けることができるかと質問されたらほとんどのヒトは分からないかもしれません。

周りの人間が助ける雰囲気になっていたらその場の空気で助けるかもしれませんが、周りの人間が無視してそのヒトに助けの手を差し伸べなかったら助けないかもしれません。

無論、大事なのは人間同士の助け合いというのは天災が起こったときは必ず必要なモノとなります。

しかし、それは自分が安全な場所にいて初めて手助けができることなのかもしれません。

目の前に火事が迫って来ている、目の前の道が今スグにでも崩壊してしまいそう、そんな時に車に閉じ込められた人間を助け出す勇気はアナタにはありますか?

『絶体絶命都市』のゲームは、そういうイベントで助けるを選択したら助け方というものを教えてくれます。

その知識は、持っていても損ではないのです。

東日本大震災で被災したヒトの中には、『絶体絶命都市』をプレイしていてゲームの知識がすごく役に立った、『絶体絶命都市』をプレイしていたからヒトを助けることができた、というヒトもいるのです。

そういうヒトたちは、『絶体絶命都市』というゲームの中で得た知識を人命救助のために使うコトができたのです。

ゲームは害しか与えないと言われることがありますが、決してそんなことはありません。

『絶体絶命都市』のゲームのおかげで助かった命もある、ということを忘れてはいけないのです。

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