若い人に増えている『若年性認知症』

近年では『認知症』と呼ばれる様になったボケ、は高齢者がなると思っている人が多いです。

認知症は脳が衰えたり、老化することで発症する病気のひとつなので高齢者が発症しやすいというのは間違いではありません。

しかし、ここ数年で急激に増えているのが若い人が発症する『若年性認知症』です。

『若年性認知症』と診断されるのは50歳以下の年齢の患者が多いです。

病気や事故による脳へのダメージで後遺症として発症することもありますが、そういった脳へのダメージがなく突然発症するケースがほとんどです。

『若年性認知症』の若い患者ともなれば30代や20代後半というケースも少なくありません。

そして親が自分の子供が、友達が『若年性認知症』と分かった時にはかなり進行している状態です。

『若年性認知症』も早期発見であれば、多少は進行を遅らせることはできますが、今の医療では完治することはできません。

しかし、『若年性認知症』の早期発見はほとんどありません。

その理由として大きいのが、年齢です。

認知症は高齢者がなる、と思っている人がほとんどで、60代や70代での物忘れは認知症の始まりかも?と自分が気がつかなくても、周りや家族が気付いてくれます。

しかし、20代30代では、物忘れしていても認知症と疑うヒトもいないので、周りがおかしいと気付いた時には認知症がかなり進行しているのが現状です。

若い人が物忘れしても、仕事で疲れている、プライベートが忙しい、生活が不規則、仕事が忙しい、睡眠不足が続いているせい、と思ってしまうからです。

周りの人間にも、まだボケるには早いですよ、と笑って終わってしまうからです。

確かに、自分の同期や友達にちょっとした物忘れで、認知症かもしれないから病院に行け、と言われたら良い気持ちはしません。

『若年性認知症』の発症のメカニズムや発症の原因はまだ解明されていませんが、最近では脳の疲労が原因という説が有力になっています。

心臓に個人差があるように脳にも個人差はあります。

そして、その脳の使い方もありますが、最近ではスマートフォンの普及やオンラインゲームなどで脳が疲れていることが研究で分かってきました。

昼間は仕事で脳を使い、夜は睡眠時間を削ってゲームをしたりゲーム実況を見ながら寝ることで脳が休息をとっていないことがわかっています。

たまにならまだいいのですが、そういった生活を毎日していると脳への負担が大きくなり脳が休息できず、脳が疲労を抱えた状態になってしまいます。

『若年性認知症』にならないためにもスマートフォンに依存する様な生活をしないように気を付けることが大事です。