結婚・ギャンブル・転職で傷を深めない為の引き際

資格取得は簡単に見えて、とても難しいものです。
種類によっては、一度では合格することが出来ないものもあります。
時間も費用も掛かるので、一旦引いてみるのもひとつの方法です。
同じように賭け事もある程度いった所で引くことが大切となります。
また、結婚生活もどこで引くのかがとても大きな分岐点です。
どういった場合でも引き際を考えて行うのが重要なのです。
傷が深くならないうちに引かなければ後悔することにもなります。

中々合格できない

数ある資格の中でも中小企業診断士は高い人気を持っています。
国家資格なため弁護士の次に高い壁だと言えます。
ある人は、何年もの間資格試験合格を目指して仕事の合間に学習しているそうです。
友人からの励ましも有り難いですが、彼が費やしてきた労力も時間も戻ることはないです。
試験に受からなければ、その時点で努力が報われない事になってしまうのです。
彼自身がまず第一に考える事は、果たしてコストとリターンが合っているかどうかです。
見合っていれば挑戦できますし、そうでないなら別の事に回す方が良いと言えます。
転職という方法でキャリアを上げるのも、一つの方法です。
中小企業診断士以外の資格取得を目指すのもいいと言えます。

『もったいなさ』が仇になってしまう?

これだけではわかりずらいという方もいるかもしれないです。
例として、ある方の「ファシリテーション入門」をおよそ1000円で買ったとします。
しかし、5分間読んではみたけれど期待通りのものではなかったと感じてしまいました。
ここで読むのをやめてしまえば、1000円以外の損はしない事になります。
また、勿体無さから2時間読み進めたけど期待できなければ2時間損した事になるのです。
2時間あれば他の本を読むことも出来たはずなのにです。
こうした現象を経済学で「サンクコストの罠=埋没費用の誤びゅう」と言います。
最もわかりやすいのが負けやすいギャンブルとなります。
転居・受験・結婚・転職等暮らしの中で起きうることです。

なぜ不採算事業をやめられないのか

この『サンクコストの罠』は、個人以外にも組織内でも見受けられる現象です。
よく知られているのが、フランス・英国共同開発の超音速旅客機コンコルドです。
飛行機よりも2倍速い事から夢の旅客機と言われていたものの、莫大なコストを必要としました。
乗客も100人だけで燃費も良くないため、成功しないのは知っていました。
しかし、開発を止めないまま20機のみ生産されたのです。
路線限定で定期運航しましたが採算は合わず結局2003年運航停止となってしまいました。
この事から、不採算にもかかわらず事業がやめられない現象を「コンコルド効果」と言うようになったのです。
人は誰しも物事を進める時に合理的な考えを持っていないです。
サンクコストの罠に注意

過去は置いといて今で考えてみる

サンクコストの罠という現象は、人が何かを判断する時にそれを歪めようとして待っています。
『何が目的で頑張ってきた』『ここまで努力したのにやめるなんてできない』と感じる事もあるはずです。
そういう時には一度落ち着いて考え直してみて下さい。
先述した例でなら「中小企業診断士資格取得で得られる便益」を考えてみるのです。
経営コンサルタントを目指すなら転職先をコンサルティング会社とするのが一番です。
独立するのであれば、経営に関する指南書があったほうが集客効果があります。
合格するかもという期待も持ち費用と時間が見合うのかも見極めるのも大切です。
もし結果的に断念しても、それまでの努力は決して無駄にはならないです。
引き際も大事

まとめ

人が暮らしていく中には「サンクコストの罠」が潜んでいます。
『サンクコストの罠』は埋没費用の誤びゅうとも言われています。
受験や転職・転居・結婚などに起きやすい現象とされています。
もったいなさから人は判断を誤りがちになる事があります。
物事を進めていくうえで判断に迷ったら、冷静になることが大切です。
判断を見誤ると後悔してしまうことになるからです。
いつどのタイミングで引くのかを見極める事が重要と言えます。